「ごめん、愛してる」4話まで進みました。
今週は世界陸上でお休みだから、ちょっと第5話までに間が開いてしまいます。
第5話からは第2章だそうです。
2章から律と凜華とサトルの三角関係がスタートする感じかしら?

4話のスタートはキスシーンから。
キスの後の唇を離す仕草がとっても優しくて、目の前に存在する凜華をとても大切にしている感じがしました。
凜華を見る律の視線が、キスの前とは微妙に変わった気がします。
キスは衝動的なものだったけれど、律はキスしたことで自分が彼女に惹かれていることに気づいたのではないかと私は思います。
キスシーン、唇を離すところまで綺麗で色っぽくて…。
はあ、ため息が出ちゃいそう。
でも、凜華はこの時点ではまだサトル一途。
おしぼりがくさいといい出す凜華を見て笑うその律の笑顔が何とも優しい。

凜華は、自分のサトルへの気持ちを吹っ切るためにアメリカ留学を決めます。
サトルは不安を訴えますが、それは、今まで自分の面倒をみてくれた人がいなくなるから。
彼女はこれまでサトルにとっては面倒見のよいお姉さんか母の延長のような存在。
さらに言えば、女とか以前に他人ですらなく、家族の一員みたいな感じだったのかも。
ふと思ったんですが、サトルって、なんとなく結婚し長年連れ添って、妻に恋愛感情は無く女としても見てないけど、自分の面倒を見てもらうことに慣れきった夫っぽいかも(笑)。
凜華は母性愛が強いタイプだから、甘えられるとそれに応えてしまって、律を甘えさせることに自分の存在意義を感じていた部分があったと思われます。
これって一種の共依存になるのかな?
ともあれ、凜華の気持ちは、塔子や母に言われるまで気がつかない鈍さのサトル。
本当に、全然眼中になかったんですね。
凜華からすればひどいやつだけど、このサトルならそれもありえるって思えるし、坂口君演ずるサトルのふわっとした天然っぽさのせいでサトルがそんなにひどいとは思えません。
サトルと凜華の関係性は、律と若菜の関係性と重なる気がします。
ただ、男女の関係にならないのは、若菜が7歳で成長を止めているからなのかも。
原作の韓国版では律と若菜が双子だそうですが、設定盛りすぎを避けるためもあったのかもしれませんが、ひょっとしたら、似たような関係性を並べて対比させようとする意図が、この改変にあったのかななどと想像してしまいます。

塔子からのキスは全然色気も何もなく。
受ける側がそっけないと、こんなに無味乾燥なキスシーンになるんですね。
全然ドキドキしないわ。
塔子は、なんとなくですがわざと自分をぞんざいにあつかっている気がします。
言動が高嶺の花とはちょっとちがいますものね。
本当のところ、凄い孤独とか闇を抱えているんじゃないかと。
それにしても、キスされた律の返しが素敵(笑)。
けんもほろろってこんな感じ?

ダンゴムシと遊ぶ律が少年のようでかわいく思えました。
律って、凄く大人な部分と幼い部分があって、それがまた律のこれまでの人生を想像させます。
アメリカに語学留学のこととか、結構厳しいこと言ってますが、確かになぁって思ったり。

日向家でピアノの音に誘われるように麗子の元に進む律。
麗子と律の短いやり取り。
その間ずっと緊張感が流れているは、律の母への思いがひしひしと伝わってくるから。
律の心が母ちゃん俺に気づいてくれって叫んでいるようで痛々しいほど。
でも、気づかない。(当たり前だけど)
2人のシーンは、凄く切ないです。

律は復讐してやるなんて言ってたけど、実際には何もしていませんよね。
ただ、麗子のそばにいるだけ。
死んだときに律が自分の息子だったことを知って後悔すればいいって考えているくらい。
復讐するより、なぜ自分が捨てられたのかを知りたいと思っているのではないかな。
捨てた理由がわかれば、憎まずに済むと思っているのかもしれない。
さらに言えば母を許したいんだと思います。
結局、根っこの部分で母を憎みたくない、信じたい律なのでは。

朝の公園のシーンは、今までになくお茶目な律でした。
自分の体への不安を打ち消そうとして空元気を出していたのかな。
あと、その後の同じ場所での余命宣告された後のシーンとのコントラストを出したかったのもあるかも。

律が若菜の家に向かうシーンで流れるけたたましいばかりの蝉の声。
それが、律の短い余命の暗喩になっているような気がしました。
で、家に辿り着いてカレーのニンジンを切っている時に発症。
ついに命のカウントダウンが始まりました。
CMに入る時に突然途切れるBGMは、これからの展開の悲劇性を予兆させる演出のひとつかなと思うのですが、今回2回も同じ手法でCMに入っているんでちょっとくどいかなと思ったり。
あと、本当ならBGM途切れてもう少し間があった方が効果的な感じになるのではと素人は思うんですがどうなんだろう?

凜華を空港へ送る律。
自分がいなくなると寂しいのかと、軽口を叩く凛花に
「そうだよ。おまえがいなくなると俺は寂しい。」とストレートに返す律。
相手を口説こうとしているのではなく、本音をそのまま口にしただけってわかるから、普通なら気障になるようなセリフが全く気障にならないで、切実な心からの言葉になっているのがいい。

空港でひどい発作に襲われて、若菜の家に戻る2人。
かいがいしく律の看病をする凜華。
2人が並んで眠っているシーンは、一話の出会った日の夜のシーンを思い出させました。
このシーンからが、2人の新しい関係の始まりになるのかななどと勝手に想像。
カナカナゼミの鳴き声が、夏の夕暮れを告げるとともに律の命のはかなさを暗示しているようで、穏やかなんだけど物悲しい感じ。
夜、4人並んで寝ているシーンで、律に病院に行くことを勧める凜華と律のやり取りが、なんだかすごく自然な感じでいいなぁって思っちゃいました。

再びアメリカへ向かおうとしていた凜華は、若菜の危機を救ったことによりアメリカ行きを一旦中止。
勢いでアメリカ行きを決めたけれど、本当はアメリカに行きたいわけじゃなく、ただサトルとのこれまでの関係を終わらせたかっただけなので、確かに留学にこだわる必要はないですよね。
物理的に距離を置くって手段はとれなくなるけど。
若菜を助けたいって理由はちょっと薄弱な気がするけど、先々若菜のような人を助ける仕事をって考えるなら、それはありかな。

最後、花火のシーン。
余命を知った律の凜華への言葉が切実で切ない。
本音をまっすぐ言葉にしているだけなのがわかるから、気障なセリフが気障にならないんですよね。
しかも、律の長くない人生というバックボーンがあるからセリフに重みが生じて、普通だったら歯の浮くようなセリフが全然浮かない。
見る側の胸に響いてくる。
ただ、凜華はそれを知らないから、おッちゃんの癖にと返し、律は自分の本音がこぼれてしまったことに少し戸惑うように冗談だと言う。
そのやり取りが、見ている側にとっては切ない。
花火をする4人の笑顔。
「ずーっと一緒」という若菜の言葉。
一緒ではいられないとわかっているから、この言葉が響きます。
花火が終わる瞬間、そこに自分の命を重ねる律の表情。
なんでこういう顔が出来るんだろうってくらい、いい表情してます。
ありがちだったり、べただったりするんだけど、そのベタさがかえって切なさを盛り上げてます。

それにしても、このドラマ、毎回ラストあたりが凄く心情的に盛り上がる作りになっていて、そのあたりはさすがだなぁって思っちゃいます。


5話の予告を見て、さらにドキドキ。
「抱きしめてくれ、律って呼んでくれ」って・・・。
楽しみです。

それから、予告を見て思ったんですが、どうやら律の指輪が盗まれたことになる展開のようで、となると、あの指輪は恒夫さんの独断ってことになりますよね。
ひょっとしてひょっとしたら、捨て子も独断ってことはあるのかなぁ?
本人には死産だったと伝えたとか…?
だとしたら、麗華のサトルへの溺愛ぶりも納得できたりするんだけど。
色々謎は多いです。
原作を見ていないので、今後の展開も楽しみです。
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