「無限の住人」を観ました。
評判が賛否あって観ようかどうしようか迷ったんですが、アクション映画は映画館で見た方がいいってことで思いきって。
ストーリーよりアクションの映画でした。
私の精神状態のせいもあるのかもしれませんが、ちょっと上映時間長すぎたような気がします。
もうちょっとアクションを刈りこんでもよかったんじゃ。

私は、この映画で初めて市川海老蔵が綺麗だと思いました。
何が綺麗って、たぶん頭蓋骨がきれいなんですよね、この方。
ファッション画の頭部のアウトラインに近いような感じ。
あと、着物を着ての動きや所作も、さすがに自然できれいでした。

木村さんをスクリーンで見たのは初めてなのですが、この人の魅力は声と目だと思いました。
今までにない、ワイルドな木村さんだったのではないかしら。

スピード感あるアクションシーンの連続で、スピードがありすぎて何しているのかわからなくなってしまったり(笑)。
そのアクションシーン、迫力はあるんですが今一つ緊迫感にかけていたような気がします。

原作を読んでいないので、見当違いのことを書くかもしれませんが、無限の住人の無限が、無間地獄の無間につながるように感じました。
凛を守るために万次は多くの人を斬り殺したのですが、それは、凛と同じような親を殺された子供をたくさん生み出しているということ。
愛するものを守ろうとする人間らしい気持ちが、命への執着を生み、万次を化け物にしているのが皮肉。
人間的な感情を捨てきれないゆえに、人斬りを繰り返す生き地獄に堕ちているような救われなさ。
万次の業は深いと感じました。

見終わって、凄く「ストレンヂア」が見たくなりました。
共通する部分が多いのですが、ストレンヂアにはまだ救いと解放があったように思います。
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