フラジャイルの7話、とっても良かったです。
放射線診断医高柴先生のエピソード。
策士の岸先生が見られました。
岸先生を小僧と呼ぶ高柴先生。
長瀬君と志賀さんのシーン、見入っちゃいました。
そして、北大路さんとのシーンもちょっとだけだけど、それがあるとぐっとドラマが締まる感じがします。
お芝居って、一人芝居でもない限り相手がいるもの。
だから、相手によってぐっと芝居がよくなったりよく見えたりってことはあるはず。
逆に、相手によっては残念になることもないとは言えない。
そのあたり、結構演ずる側の力量が見えるのかななんて思ったり。
まあ、相手がどうあれ、がちがちに固めた自分の演技を披露するってタイプの役者さんもいるようですけれど、それだと、芝居の伸びしろが凄く限られてしまう気がします。
素人なんで、この辺りはよくわからない部分ではありますが。
佐田部長も悪い人ではないんですよね。
高柴先生の教え子で、最後はきちんと送ったわけですし。
より良い医療を目指すと、医師に重い負担がかかり、結果現場が疲弊するというのが、このドラマを見て感じることなんですが、これって、結構リアルなんじゃないかな。
この回は、ほんと、ドラマの完成度高かった。

第8話は、誤診騒動。
まあ、実際には多少誤診があっても、患者にまでそれが知れ渡ることはないですよね。
テレビドラマだと、ドラマだから結構誤診が出てきますけど、実際にはどのくらいの割合であるのかな?なんて考えてしまったり。
自分の家族や親せき関係の間での病院のミスの話を聞いたことがある人ってどのくらいいるのかな。
私は、あります。
実際には、岸先生の言うように10割出すのは無理だろうなとは思います。
ただ、最初から間違えることもあるでいるのと、10割目指して結果ミスが出たのには雲泥の差がありますよね。
柳原先生は、自分の部下にミスがあったときに、部下を叱責する前に、対病理ということで部下をかばいました。
それってやっぱり納得はいかない。
医者同士、明日は我が身だと思ってかばい合っているように見える姿は、岸先生には許せないんだろうなぁ。
岸先生は、患者のために自らに10割を課している人。
医者にとっては、患者は大勢いて、診察も検査も繰り返される日常だけれど、患者にとっては一回の検査で自分の運命が決まったりするわけですから、ひとつの検査の重さが、医師と患者との間で違ってきているんだと思います。
で、岸先生は、一つ一つの検査を患者側の重さで見ることを、自らに課しているのでは。
岸先生に一目ぼれした医学生が登場しましたが、岸先生も他の病理の関係者も、誰一人として、色恋がらみできたとはまったく思っていないのがいいなと思ったり。
終わってみると、今回は岸先生と森井君の話でした。
岸先生、人間のことめんどくさいとでも言いたそうな態度をとっているけれど、森井君の変化や迷いは敏感に察知してます。
森井君がやめるといった時の表情。
長瀬君の微妙な表情の演技がいいです。
基本、クールで無表情のようでいて、決して無表情ではなく、細かく微妙に表情がある岸先生。
顔の表情だけでなく、手や、体、後ろ姿にからも表情が感じられるのはさすが。
ラストの岸先生の後ろ姿が発する濃密なまでの孤独感には、もう、胸がキューっとなりました。
お話的には、ちょっと今回荒い部分もありましたが、森井君を病理から離して、岸先生を孤立させる展開は、王道ではあるけれど、いえ、王道だからこそ効果的。
ラストのエピソードは、たぶん漫画以上にドラマティックになる予感がします。
ラスト2回。
気合を入れて、楽しもうと思います。

ところで、魁音楽の時間の、長瀬君と野村君が本当に仲がよさそうで…。
2人して同じポーズをたぶん無意識でしてしているように見えました。
これって、ミラー効果ってやつですよね。
なんだか、見ていてほほえましくなりました。
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