『星間商事株式会社社史編纂室』三浦しをん著・筑摩書房発行、読了。
星間商事株式会社社史編纂室星間商事株式会社社史編纂室
(2009/07/11)
三浦 しをん

商品詳細を見る


軽くてさらりと読める本です。
バリバリのオタクで同人誌を出すことに生きがいを見出している主人公が、仕事で社史発行に奔走する中、会社の裏の歴史が…という展開。
社史編纂室の一癖あるメンバーたちが漫画的で面白く、その恋愛模様もあり、会社で同人誌を出すことになったり、オタク仲間が結婚したり、恋人との関係を見つめなおしたり…。
笑えるし、とんでもない展開だったりもするけれど、読み終わったときには、女性の生き方についてちょっと考えてしまいました。
自分を殺して生きるのは辛い。
たぶん、そういう生き方を選択すると、後悔することになる。
そんなふうにいわれているような気がしました。
今の女性は、結婚しないという選択が出来るようになった分、生き方が難しくはなっているけれど、それは決して不幸ではないのだと思います。

あと、ほとんどのオタクは、この小説の主人公のように普通の社会人なのでしょう。
マスコミは、行き過ぎた人や、目立つコスプレする人ばかりを追いたがりますけれど。
マスコミに対して、あまり取り上げることなくそっとしておいてほしいと思っているオタクって多いような気がします。
まあ、私は、日本人そのものがある意味オタク気質なところがあるような気がするのですが(笑)。
スポンサーサイト